2014年11月7日金曜日

エビ水槽

そういえば,レッドビーシュリンプの飼育のことをぜんぜん書いていませんでした。

現在,14本の水槽をレッドビーシュリンプ用に稼動させています。

40cm×6本
45cm×2本
60cm×1本
60cmワイド×2本
90cm×3本

また,非稼動水槽として,90cmと60cmが各々1本ずつ空き家状態です。
全て別個に濾過装置を設置すると管理が大変なので,業務用ブロアを使ってエアを分岐し,エアリフト式のフィルターで水質を管理しています。

タイプA
底面濾過+Wスポンジ×1(40cmの設置例)
タイプA設置例

40~60cmはこの方式を多く用いています。ソイルはリング濾材でオフセットし,間に鉢底ネットを挟んでいます。こうすることで,通水性がよくなり,ソイルの寿命を延ばすことが出来ます。ソイルを直接底面濾過に用いると,スラッジがソイルの隙間に詰まってしまいますが,このセッティングだとリング濾材の隙間が大きいので大丈夫です。スラッジはたまり続けることなく,微生物が分解してくれているような気がします。アンモニアと亜硝酸は濾過で分解され,硝酸態窒素は水草に吸わせるスタイルです。エビは何でも食うので,水草も食べます。過剰なエサやりをしなくても増えるんです。エサの投与量を抑え目にすれば,換水を半年さぼっても平気です。半年サイクルで増えたエビを他の水槽に配分し,換水や水草の整理整頓をする管理方式としています。


タイプB
水作エイトM+Wスポンジ×3(90cmの設置例)
タイプB設置例

水槽が大きくなると,底面濾過の設置やリセット時のソイルの廃棄が面倒なので,この方式にしています。ソイルは薄くまぶした程度にしかしきません。この方式は40cmや60cmにも気分次第で使います。硝酸態窒素を水草に吸わせるスタイルは同じです。かつては,このスタイルで90cm水槽1つにつき,2000匹オーバーを飼育していました。その後,いろいろ事故があって数を減らしてしまいましたが,現在復活しつつあります。


水槽のサイズに応じて,スポンジフィルターの数や水作エイトをMからSにしたり,数を調整したりします。エビの濾過はこれで十分だと思っています。

実は,濾過だけでなくソイルを使う上でのPHと硬度の管理に極意があるのですが,それはヒミツということで。

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